● 行動セラピー(ご自宅訪問)
未就学児、就学児を対象にセラピーを行います。
個別療育プログラム(IEP)を元に、お子さんが生活する環境でお子さん自身の行動への介入を行います。
この「環境」には親御さんや保護者の方を含む周囲の方々を含まれます。
行動セラピーは、その環境の中で最もお子さんに影響力のある親御さんへの「ペアレント トレーニング」を中心に行います。
ペアレントトレーニングでは、お子さんと親御さんの関わりの行動観察をさせていただきます。
直接介入が必要な行動にはセラピストがモデリング(お手本)をさせていただき、親御さんに模倣(マネ)をしていただきセラピストと同様の介入ができる事を見届けます。
その日のセッション終了前にフィードバック(ご報告)を行い、お子さんと親御さんの行動の進捗状況を客観的にお伝えします。
フィードバックでお伝えした目標行動を次回のセッションまでに練習していただきます。
次のセッションでは前回の目標行動を実践していただき進捗を確認させていただきます。
生活環境をより笑顔を生み出しやすい環境にするために、身の回りの物の環境統制も行います。
着替え、食事、入浴、就寝などの生活に対する介入も行います。
就園児のお子さんが幼稚園や保育園、学校などで苦手としている事や活動の練習なども行います。
● 行動コンサルテーション(就学前のお子さん向け)(ご自宅訪問)
就学児からは行動セラピーという呼び方を改めて、行動コンサルテーションとします。
お子さんの気持ちや考えを尊重し、お子さん自身が「なりたい自分になるための相談」という位置付けをしています。
介入方法は行動セラピーと同様にペアレントトレーニングが中心です。
● ファミリーコンサルテーション
(親御さん、小学生以上向け)(ご自宅訪問)
ファミリーコンサルテーションには事前にファミリーコンサルテーションフォームに現在の様子を記入した物をご用意いただきます。
そちらを元に、お子さんの普段の様子、介入の進捗状況の確認、介入方法、介入計画についてのご相談やペアレントトレーニングを行います。
親御さんご自身がセッション外で行ったセラピーセッションビデオへのフィードバックも行います。
また、就学後のお子さんには「なりたい自分になるためのコンサルテーション」としてご相談を受け、何をどうしたらなりたい自分になれるか、その計画について、直接的な関わりを通して一緒に導いていきます。
●子育てサポート(ご自宅訪問)
子育ては誰も習ったことがないのに、ぶつけ本番で、手探りの中やらなくてはならないという事が一般的です。
我が子に何が必要で、この子がどのように育つか、社会に出てどのような人間になっていくかもハッキリとしない。
RISEの子育てサポートでは、子育てや発達を学び、自信を持って子育てができるようにサポートさせていただきます。
●お受験サポート(ご自宅訪問)
幼稚園や小学校のお受験を控えたご家庭を対象にしています。
お受験に必要な膨大な課題に笑顔で取り組み、学習意欲と学習効率を最大化するお手伝いをします。
ペアレントトレーニング、環境統制を中心に、エビデンスベース(科学的根拠に基づいた)の指導方法で楽しい雰囲気を親御さんが作れるように練習します。
サスティナビリティ(持続可能性)を重視して、お子さんにとっても親御さんにとっても無理なく効果的な指導方法を提供します。
笑顔で楽しい雰囲気は学習意欲、学習効率、学習成果を最も高めます。
● スクールシャドー、スクールコンサルテーション(学校訪問)
お子さんが通う幼稚園や学校環境とお子さんの行動への直接介入を行います。
周りのお子さんに合わせて学校生活を送れるように介入を行います。
● スクール コーチング(学校訪問)
幼稚園、保育園、学校の先生のクラスの進め方についてご相談を受け、コーチングさせて頂きます。
● ABAワークショップ・セミナー・講演会・研修会
ABAや療育に関するワークショップ、セミナー、講演会、研修会などを開催します。
行動セラピーや行動コンサルテーションでは学習意欲、学習効率、学習成果を最も高める楽しい雰囲気を重視します。
主導権をお子さんに与え、お子さん本人のやりたい事を自分で決めさせてあげます。
そのお子さんがやりたい事の中に学習機会を作り、笑顔と適切行動が生まれやすいように環境統制を行います。
笑顔と適切行動を生み出すために最も大切なのはアイコンタクトです。
お子さんはアイコンタクトができないのではありません。
アイコンタクトが強化されていないだけなのです。
アイコンタクトは大人の適切な声がけ、表情 、声のトーンなどを基本として適切に行うことで着実に強化されていきます。
セラピストやコンサルタントは積極的にフェイディングをお行い、セラピストやコンサルタントが居なくても学習環境と目標行動を達成維持できるように介入していきます。
そのために親御さんにペアレントトレーニングなどの介入を行います。
他に下記のような領域について介入を行います。
● 受容言語
名前を呼ばれたら相手の目を見る
言われた身体の部位を触る
● 叙述言語(タクト)
親しい人の名前を言う
物の名前を言う
● 要求言語(マンド)
欲しい物を身体の動きで要求する
欲しい物を言葉を使って要求する
● 模倣
おもちゃの遊び方を模倣する
音声の模倣する
● 社会性
人の動きに注目する
抱っこを要求する
● 学校生活
イスに座りグループでご飯を食べる
先生の指示を聞く
● アカデミック
読み聞かせの本に注目する
自分の名前を書く
● 自助スキル
ズボンの上げ下げ
トイレトレーニング
偏食トレーニング